札幌の昔懐かしい大衆食堂で北海道と関西の文化交流を感じる

旅行

北海道にいると

あの肉厚のホッケが食べたくなります。

 

居酒屋で食べても良いのですが

それに絞るため 定食屋を探していました。

そこで見つけたのが

う月食堂

う月食堂 (西8丁目/食堂)
★★★☆☆3.42 ■予算(夜):~¥999

昔ながらの大衆食堂 は味がありすぎ

偶然見つけたのですが、

この う月食堂は 昭和10年から続いている

老舗中の老舗でした。

・手書で壁に貼られた 黄ばんだ紙のメニュー

・年季の入った扇風機

・だっこちゃん!

味がありすぎます。

 

だっこちゃんが柱の裏側に!

 

 

「かしわ」ってすぐに解りますか?

かしわそば

かしわうどん

とメニューに

「かしわ」

の文字が。

 

「かしわ」 = 「鶏肉」

 

私は京都なので

「かしわ」

という言葉には違和感がありませんが

大学時代 東京では一度も「かしわ」という言葉を聞かなかったです。

地域性があるのでしょうか?

 

興味深い調査結果がありました。

 

鶏肉を「かしわ」と呼びますか? 西日本「呼ぶ」 東日本「呼ばない」 広島???

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北海道と、関西は見事に

「かしわ」

と呼んでました。

 

北前船が運んだ文化

個人的に

・北海道から関西に入った文化

逆に

・関西から北海道に入った文化

が意外とあるのでは?

この う月食堂での 味噌汁を飲みながら

ふと思いました。

 

以前の仕事で、名古屋に赴任した時

味噌汁の違いにカルチャーショックを

受けたことがあります。

 

それに比べて

北海道の味噌汁は違和感がないのです。

札幌であっても

函館であっても

 

 

これは 北前船 にも影響されているのでは?

物だけでなく、文化も運ばれていたはずなので・・・

北前船とは | 北前船 KITAMAE 公式サイト【日本遺産・観光案内】
北前船とは 大阪と北海道を結んだ経済動脈 ①江戸時代中期(18世紀中ごろ)〜明治30年代 ②大阪と北海道を、日本海回りで ③商品を売り買いしながら結んでいた商船群 北前船は、そういう動きをしていた商船を総称する呼び名です。 ポイントは「売り買いしながら」……単に荷物の運搬をしていた船ではない、 ということです。寄港地で...

名古屋は 北前船 直接関係ありません。

 

司馬遼太郎さんは、この辺りの見解

街道を行く にでも書かれていたかな?

また、読み返してみよう。

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